国道253号欠之上道路その10工事
工事名 国道253号欠之上道路その10工事
発注機関 北陸地方整備局 長岡国道事務所
工 期 平成29年2月3日~平成29年12月11日
工事内容 土工・法面工・擁壁工・雪害対策工・護岸工・補強工
工事の目的
現在の国道253号は、事前通行規制区間や線形不良を抱える八箇峠を通過しているため、安定的な交通確保や高速交通体系を構成することが困難な状況にあり、地域の連携や交流に大きな障害となっている。
又、異常気象時の通行規制区間が7.6kmも有り異常気象時には度々通行止め等に見舞われています。
この八箇峠道路の整備は、異常気象時の通行規制がなくなり、冬期においても安全で信頼できる交通を確保すると共に、これらの障害を解消し、地域の連携強化や地域振興を支援するために整備する道路である。
本工事は、今年開通年度に当たっており、スムーズな施工を要求されている。
平成29年度完成 北陸地方整備局 局長表彰現場
選定理由
本工事は、八箇峠道路の開通を目指して南魚沼側の最後の改良工事であり、輻輳する多数の工種及び複数の関連工事との工程調整、ヤードの取合い調整が必要であったが、受注者は各工種の3D施工図を作成、ヤードの取合いを立体的に見える 化した打合せで、各協力業者が施工ステップを十分理解したうえで施工を行った。施工方法の工夫により工程短縮を図っており、特にスノーシェッド内の路体・路 床材料の搬入にあたっては、シェッド谷側の支柱間の開口部から土砂搬入を行うなどして、工程の大幅短縮に取り組み、早期に舗装工事にヤード引き渡しを完了した。本工事は、工程管理のほか、出来形、品質管理及び出来映えも優秀であった。
(北陸地方整備局HP 平成 29 年度完成 優良工事等一覧表より引用)
擁壁・護岸工施工箇所
法枠工・落雪雪害対策工
法面基材吹付工・雪庇柵設置